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2013年07月01日

狂骨の夢(1)。朱美とは何者?異常者?



本のタイトル:狂骨の夢(1)
原作:京極夏彦、作画:志水アキ
お奨め度(MAX5):★★★★☆
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映画にもなった「魍魎の匣」「姑獲鳥の夏」を書いた原作:京極夏彦、作画:志水アキの作品です。小説もありますが、私は読んでおらず、漫画からスタートです。小説も読んでいる夫曰く、「漫画のほうが分かりやすい」らしいです。

魍魎の匣もそうですが、別々の話に思えたのが、一本に繋がっている、と言う話です。そして、今回のキーワードは”骨”です。

あらすじ
伊佐間一成は、逗子の海で出会います。体調を崩していた伊佐間は、朱美の家で休憩をしますが、そこで驚く話を聞きます。

朱美は家が貧しかったので、幼い頃に“鴨田酒造”という酒屋に奉公に出されます。でもその奉公前に、家で大事にしているもの、”ドクロ”を見てしまいます。アレはなんだろう?そう思いながら、奉公先で住み込みで仕事をしますが、火事で家族全員が焼け死ぬという不幸が襲います。

その後、朱美は奉公先の主人の薦めで、佐田申義の元に嫁ぎます。しかし結婚してすぐに佐田は兵役徴収となり、おまけに逃げだします。しかもなんと同じ奉公先の民江いう女と‥。そして朱美は国や村人から厳しい尋問を受けます。そしてその間に、なんと佐田は首なし死体で見つかります。そう、首だけなかったのです。

朱美にも容疑が向けられますが、取り調べ中であった為、民江が容疑者となります。しかし見つかりません。民江は佐田の失踪と同時に、姿を消したのです。しかしその後、なんと朱美は民江と偶然出会います。その時、民江は箱を持っていました。恐らく中身は、佐田の首。そして朱美は、民江と揉み合いになり、川に流されますー

そして後日、今の夫に命を救われ、朱美は8年後の今も生きています。民江を殺してしまったという罪悪感と、恨む気持ちを持ちながら。

次に登場するのは、降旗。降旗は以前、精神科医をしていていました。彼が子供の頃に見た“ある夢”を解読するためです。その夢とは、彼が子供の頃から繰り返し見る夢で、大量のドクロを前に、大勢の男女が性交しているというもの。

降旗はフロイトに憧れその道に進みますが、自分の夢を分析をすればするほど、自分が嫌になります。抑圧された性欲願望、歪んだ親子関係、など‥。そしてそこから逃げ出し、白丘亮一の教会に居候になります。

しかしある日、教会に朱美と名乗る女が現れ、自分の半生を語りました。なんと朱美は川で溺れ、一切の記憶をなくしていたのです。夫になった宇多川に救われて生きていることや、少しづつ記憶を戻していったことを語ります。

しかし段々と、朱美には別の記憶が交るようになりました。朱美は田舎で育ったはずなのに、海辺で育ち、”鴨田酒造”に奉公に出たという記憶でした。‥どうして?

更に驚くのは、今度はなんと死んだはずの佐田が生き返り、朱美の元を訪ねてきたというのです!しかも2度目には佐田に犯され、それは記憶があるものでした。やはり元夫が生き返った‥?。しかもその後も、佐田は朱美を訪ずれ、”佐田と民江を殺した””ドクロはどこだ”等と怒鳴ってきます。

とうとう朱美は耐えられなくなり、佐田を殺しました。首を切り落とし、海へ落としたのです。しかしその後も、佐田は生き返り、朱美の元を訪ねてきました。だから朱美は‥。そんなことが3度続いたのです。一体何?

感想
今回は拝み屋・京極堂や小説家・関口、探偵・榎木津はまだ出て来ません。話が複雑で、え!?という感じですが、漫画だから分かりやすいし、すごく謎です。一体朱美が見たのは、何?朱美は精神異常者?続きが気になります。

小説もあります。というか、小説が本家です(笑)

posted by ちゃよ at 13:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画>京極夏彦・志水アキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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