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2013年06月17日

夜明けの図書館 埜納タオ。本だけでは真実がわからないこともある



本のタイトル:夜明けの図書館
著者:埜納タオ
お奨め度(MAX5):★★★★☆
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話の舞台は暁市立図書館で、主人公は新米司書の葵ひなこ。25歳。3年もの就職浪人の末、暁月市立図書館に配属されました。元気者で、前向きで、やる気に溢れています。

他の登場人物は、情報サービス担当の石森さん(女)。同じく司書の小桜さん(女)。庶務経理担当の大野さん(男)です。新米は葵だけで、周りがテキパキ仕事をしているように見えて焦りますが、やる気でそこはカバー。

ここで図書館では、”レファレンス”というサービスがあります。利用者の”知りたい”を調査・お手伝いをする仕事です。‥が、これが難しいのです!!

この本では、利用者からぶつけられた難しいレファレンスを、葵が周りの協力を得て、なんとかこなしていくという話です。80年前のこの街の写真を見たい、お父さんが残したくずし文字で書かれた手紙を解読したい、自分の影が光るのを見たということを証明したい、街の噂話について知りたい、等などです。

しかも利用者の”知りたい”ことのお手伝いだから、本を探して”はい、これでおしまい”ではないのです。お父さんが残した手紙の解読をした場合は、利用者はそれがラブレターと受け止めたが、実は違うということを伝えたり、街の噂話においても様々な説を調べたり‥。いや〜、レファレンスって、奥が深いんですね。

また個人的には庶務担当の大野さんが、結構好きです。図書館業務はやりたいことではないけど、周りから必要とされていることがわかって‥など。気持ちがよくわかります。しかも葵にいつも引っ掻き回されていますしね(*´∀`)

この本を読んでいると、葵のパワーには圧倒されます。知識や経験不足をやる気で補い、そのやる気だからあそこまで利用者のために頑張れるんだなぁ。本と人をつないでいるほのぼの話で、読んだ後はなんだか、ほんわかします。
posted by ちゃよ at 15:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画>埜納タオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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