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2013年05月08日

図書館危機 図書館戦争シリーズ3。普段は見えない、思いもよらない危機がある(前半)



本のタイトル:図書館危機 図書館戦争シリーズ3
著者:有川浩
お奨め度:★★★★★

図書館戦争シリーズ(1)の感想はコチラ
図書館戦争シリーズ(2)の感想はコチラ
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図書館戦争シリーズ3作目です。2作目よりも、内容が濃くて、面白い!と思うので、★5つです。相変わらず甘酸っぱ〜い恋愛をしている郁と堂上には歯がゆいやら、悶えるやらですが(笑)、考えさせられる話もあるし、単純に話も面白いです。さすが、有川さんです!

今作も5章に分かれており、それぞれ短編の連作品です。特に1章は恋愛要素丸出しですが、最後にはやっと自分の気持に素直になり(というか、気がついた?)、一歩前進。かな?

3章は表現の自由にこだわって起きた事件で、私は結構好きです。相変わらずの玄田隊長の発想のめちゃくちゃさも、折口との掛け合いも面白いです。また茨木の美術展での事件を扱った4-5章は特に面白くて、グイグイ本の世界に引き込まれてしまいました。

尚、今回も主要なキャラは変更なく、"熱血バカ"の笠原郁は、相変わらず気持ちが熱い。女性が唯一のタスクフォースで男に負けじと訓練を頑張っていますが、性格は外見と違い乙女モード。

まぁ、高校生の時に助けくれた図書隊員(通称、王子様)に憧れて、図書隊に入ったくらいですから。でもこの純粋さが今も健在で、読んでいて可愛いです。ただ鈍感すぎるけど(笑)。

そして郁が所属する堂上班の班長、"怒れるチビ"堂上篤。郁に振り回されて、日々雷を落としていますが、部下想い。そして副班長の"笑う正論"小牧幹久。

最後に郁と同期の"頑な少年"、手塚光。お父さんは図書館界の大物という家系だが、兄の慧とは図書館の存在に対する考え方の違いで、縁を切っている状態。前作から登場していますが、今回も登場します。

また寮で郁の同室である、"情報屋"の柴崎麻子。美人で毒舌で、人当たりはよく見えるけど、実は心に闇を持っている。この柴崎と手塚がなかなかいい雰囲気。でも、柴崎も一癖も二癖もあるからなぁ。どうなることやら(笑)

さて、話を戻します。1章は恋愛モードの章です。だって、前作(2巻)の最後に慧の意地悪により、とうとう郁は憧れの王子様が実は堂上だという事実を知ってしまうんですから!

そのため、最初は郁が悶々としているシーンからです。この郁がもう乙女で本当に可愛い!しかし、堂上がいつも王子様の話をすると嫌がるので、”堂上に嫌われている”と思い込んでしまうのには、驚き。(何故そうなる?)

翌朝、悩みつつも郁は出勤(?)し、堂上と顔を合わせます。しかし、気まずい。(←まぁ、ずっと「王子様」なんて本人がいるのに、呼んでいたんですからね。)

郁は小牧と話をし、堂上に嫌われていないこととを教えてもらい、少し気持ちを落ち着けることもアドバイスされます。そしてそうこうするうちに事件が発生。なんと小牧のお姫様、鞠江が図書館で痴漢行為をされたのです!

もちろん小牧は怒り心頭。そして痴漢野郎を捕まえるために、餌となったのは郁と柴崎。これが面白い。柴崎によって郁はおしゃれをして、化粧もバッチリ。しかしスカート姿ということを忘れて、大外刈をかけようとするし、もう中身はいつもの野猿の郁ちゃんで楽しいです(笑)

その後、なんとかぎこちなくも堂上と接する郁。しかしそのうち昇任試験あり、人気俳優のインタビューで”表現”による葛藤で世論まで巻き込む論争にまで発展したり。いろいろあります。そして4-5章が、すごい話です。今回のタイトルに納得です。

図書館危機 図書館戦争シリーズ3の後半へ続く
posted by ちゃよ at 17:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味本>有川浩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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